こんにちは、ニューステラ映像制作事業部の竹山です。
早いもので5月も終わりに差しかかり、ジメジメ、ジトジト、来る日も来る日も雨模様の日が続く梅雨時期に入ろうとしています。
仕事も身が入らないし、休みの日は外にも出かけられないし、、。
梅雨時期って、憂鬱な気持ちになりがちな方もいるのではないでしょうか?
そんな方に、梅雨時期のお家時間に最適な映画のご紹介をしようと思っています。
その映画のタイトルは【ヤクザと家族 The Family】
この映画は、2021年1月29日に公開された映画で、タイトルの通りヤクザ映画なんですが、人によっては『ヤクザ映画かぁ~』『乱暴なシーンとか多そうで苦手だなぁ~』みたいに思う方も少なくないんじゃないでしょうか?
特に女性は、ヤクザ映画に興味ない方も多くいると思います!
ですが!!!!!
今回のこの映画は!! “ザ・ヤクザ映画” というよりも、人と人との強い関係性を描いた作品で、時代の流れによってすっかり衰退してしまったヤクザの生き方と哀しさを描いた社会派映画でもあるんです!!
早速この映画の概要なんですが、監督は、藤井道人監督。若干34歳で切れ味の鋭いテーマ性と、感情を揺さぶられる作品をいくつも作っており、私が今最も注目する映画監督の一人です!!
今回の制作チームや撮影スタッフは、日本アカデミー賞で作品賞を含む6部門を受賞した【新聞記者】のチームが再結成した期待度MAXの作品!
今回の【ヤクザと家族 The Family】主題歌【FAMILIA】もとても素晴らしく、エンドクレジットでこの曲が流れる時には、本編の余韻をいつまでも感じさせ、とても吸引力のある曲だと感じました。
その主題歌【FAMILIA】MVもとてつもなく良かったです!
そしていよいよ、この映画のあらすじを簡単に説明します。
主人公の山本賢治(綾野剛)は、物心ついた時には母親がおらず、父親は薬(シャブ)が原因で自殺。その影響からか荒んだ生活をしていた19歳少年です。
そんな賢治が暴力団・柴崎組の組長、柴咲博(舘ひろし)を襲撃から救い、そのことがきっかけで賢治は柴崎組に入ることになりました。ヤクザの道を進んでいき、柴咲組の一員として新たな人生がスタートしたと同時に、家族同然の絆が生まれていくんです。
そんなヤクザと家族の物語を、1995年、2005年、2019年の3つの時代を背景に、行き場のなかった青年が初めて感じた愛情と時代の変化とともに、ヤクザという組織が世の中から追い込まれていく切なさが共存している、まさに人間ドラマ!!
いやぁ~この記事を書きながら、私、、。
半泣きです(笑)多分、酒飲んでたら泣く(笑)
この映画を見終わった時になんともいえない感情が込み上げてきて、ただただ頬に一筋の雫を感じてしまいました。
この作品とにかく全てが最高なんですが、特に私が感じたのは、とにかくワンカットワンカットが、綺麗なんです!
インサートカットで使われてる街の風景や、お葬式のシーンで上にゆっくり上がる煙のインサートカットなど!
息をのむシーンや胸を締め付けられるシーンが数々登場して、カメラワークや映像素材の使い方などとても勉強になるのではないかと思います。
公式HPにはとても詳しい、この映画の背景やあらすじを書いているので、映画を見た後に公式HPを見てみても面白いと思います!
【ヤクザと家族 The Family】とてもオススメです!
以上、ニューステラ映像制作事業部竹山でした!
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