2001年にスタートし今回で17回目を迎えるメディアアート作品の公募展「2017 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」(Asia Digital Art Award FUKUOKA) にて、弊社の映像作品が入賞しました。
アジアだけでなくウクライナやクウェートなど含め12ヶ国から512点の応募があり、計76点が受賞となりました。
カテゴリーは一般と学生に分かれており、それぞれ静止画部門・動画部門・インタラクティブアート部門・エンターテインメント(産業応用)部門の4種類となっています。私が応募していたのは一般/動画部門となります。
「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」は、北部九州からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。
このコンペティションは、高度なメディアテクノロジーを背景に論理的な思考と芸術的感性との融合を標榜し、さらにアジアの文化、風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展です。
今年で17回目を迎える本年も変わらず、その発足以来終始一貫して追求してきたテーマ『論理的な思考を基盤にした高い芸術的感性』を掲げて開催致します。
今回受賞した作品はこちら。
生まれて初めて訪れた東京で私が見たもの、経験したこと、それから現地で出会った人々に焦点を当てて撮影・編集した映像です。
今まで主に風景等を撮影することが多かったため、ちゃんと人を撮影するのはほぼ初めてのことでしたが、その過程で「人の持つ魅力」に惹き込まれていきました。おかげさまで最近は、人を撮影させていただくことが増えています。
また、この映像をきっかけに企業のプロモーションビデオの制作依頼をいただくなど、色々な意味でとても良い経験となりました。
福岡アジア美術館での作品展
2018年2月22日~2月27日まで、福岡市博多区にある福岡アジア美術館にて、アジアデジタルアート大賞入選作品の展覧会が開催されました。
作品展の様子はこちら。
思っていたよりもかなり広いスペースに展示されていました。静止画類は壁に掛けられていたり、一部は動画と一緒でテレビなどの大きなモニターで紹介されるなどしていました。
私が制作した映像も発見。
それからインタラクティブアート部門とエンターテインメント(産業応用)部門も非常に興味深いものでした。
以下の作品、ロックスターになれる音と光のホウキギター「I am ☆ Star」は私も実際にやらせていただいたのですが、ホウキをかき鳴らすことでスポットライトが当たり、光と音で演奏することができる面白いものでした。
紹介動画はこちら。
シンポジウムと表彰式の様子
ADAA大賞を受賞された村山さん。
プロレスラー?ピエロ?のような仮面を被って盛り上げていた方も(笑) このグループの方々とはレセプションの際に色々と話をさせていただきましたが、とても面白く人柄も良い方々でした。
レセプション
2月24日の夜には博多エクセルホテル東急にてレセプションが開かれました。
受賞者やコンテスト関係者、および地元企業や行政関係者など多くの方がいらっしゃいました。
戦利品
私は入賞だったので、賞状とアジアデジタルアート大賞に関するトートバッグや冊子(各入選作品や審査員の方々、コンテストの詳細などが紹介されているもの)をいただいたのみです。良い賞を受賞されていた方は現金5万円やモリサワフォント、それからワコムのペンタブなど色々と副賞がありました。
ハイパーラプスとタイムラプスを駆使している印象に残った作品
ADAA大賞を受賞した村山さんの作品をはじめ、どの入選作品も素晴らしいものばかりでしたが、香港から表彰式に来られていた映像クリエイターさんの作品がとても印象に残りました。
私の作品でもハイパーラプスとタイムラプスを多用していますが、この方の作品もハイパーラプスとタイムラプスが中心になっています。ただクオリティが高すぎて歯が立ちません…。
今回のアジアデジタルアート大賞では一般/動画部門で優秀賞を受賞していて、そのほか海外の色々なAwardを総ナメにしている作品です。
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