皆さんこんにちは、ニューステラの井上です。
弊社で所有するDJI Mavic 2 Proにおいて、最近プロポからピーピーという警告音とともに「RE–CTR STCK」「STICK ERR」というエラーが出る症状が確認されました。仕事の空撮現場で出るとクライアント様を不安にさせてしまうような警告音ですし、起きないとは思いますが誤作動などが発生すると単純に超危険です。
スティックをグルグルして再起動すると警告が止むこともあれば、止まないこともあったため、解消方法について調べ、プロポを分解して修理してみました。DJI GO 4の設定画面からプロポのキャリブレーションを行うことで解消されることもあるようですが、私の場合は解消されませんでした。
プロポのキャリブレーションについては、YouTubeで紹介されていたので下記の動画をご参考ください。
私が行った分解修理に関しては、下記の動画を参考にしました。(センシティブな作業となりますので自己責任にて実施ください)
なおこの動画内では海外製の謎のスプレーが使用されていますが、私は KURE CRC 556 という潤滑剤を代用しました。必要な物は下記のとおりです。
- KURE CRC 5-56などの潤滑剤(必須)
- 六角レンチ(必須)
- プラスドライバー(必須)
- マイナスドライバー(あると便利)
- ピンセット or 毛抜き(あると便利)
- 先の細いペンチ(あると便利)
上記動画の手順に沿って雑に1回行ってみたところ改善されず、動画内1:10~1:18に出てくるオレンジ色のカバーを大きく広げて再度思い切り潤滑剤を振りかけてグリグリ馴染ませてみたところ、スティックエラーが完全に出なくなりました。
0:36~0:45のあたりでコードを抜くシーンがありますが、かなり細いコードですので使用する工具や力加減にはご注意ください。
実は以前DJIに修理に出したこともあったのですが、「エラーが再現されなかった」として修理されずに戻ってきてしまったことがありました。理想は修理や新品に買い直すのが良いかと思いますが、それがダメだった際には自己責任でお試しください。
以上、DJI製ドローンでたまに発生するプロポのスティックエラーの解消方法に関するご紹介記事でした。
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